合気道2:臂力の養成(一)

今回は合気道の基本動作の一つ、臂力の養成(一)について書いていきます。
読み方は「ひりきのようせい」です。

合気道は剣術の動作を利用して体術にしており、
臂力の養成(一)は剣の基本である振りかぶり・切り降ろしを行いながら
前進・後退を行う動きです。

動きとしては下記動画になります。

引用元は養神館合気道創立者 塩田剛三先生の孫である塩田将大先生のチャンネルです。

私の場合、この動きでは「足で地面をける力の反発を腕に伝える」というところを意識しています。

物理学で作用反作用の法則というのがありますが、
これを丹田付近で使うイメージです。
画像にすると下記のような感じです。

ただ、最初はこの力の使い方はイメージできないと思うので、
中間のステップとして腕は肩甲骨から、足は股関節から使う動きを練習し、
なるべく体の中心に近いところで手足を動かすことに慣れてからになると思います。

特に肩甲骨から動かすのは難しいと思います。
私の場合はまず構えの段階で下制+外転させておき、
そこから上方回旋+後傾でイメージしています。

そんな感じで肩甲骨・股関節を使って稽古を繰り返した結果
丹田から手足を動かすイメージができるようになりました。

これが他の人でも再現するかはわかりませんが、
とりあえず試していただければ幸いです。

以上です。読んでいただきありがとうございました。

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