身体連動の基礎3:股関節の動き

今回は股関節の動きについての話になります。

ただ、股関節については「どう動くか」よりも「どこにあるか」のほうが分かりにくいと思うので、
まずはそちらから説明します。

言葉で説明ると、
前から見ると鼠径部の真ん中あたり、
横から見ると胴体の真ん中あたりになると思います。
画像では下記のような感じで、左右で計二か所あります。

股関節の動きとしては
屈曲・伸展・内旋・外旋・内転・外転の6種類になります。
6種類というのは肩甲骨と同じ数ですね。

参考となる動画は下記です。
肩甲骨と同じ方からの引用です。
解説が分かりやすく非常にありがたいです。

これらの動きをどのように意識して動かすかですが、
股関節については動画の動きを見るのが一番わかりやすいと思います。

参考までに言葉で説明すると以下のようになると思います。

屈曲→足を前に曲げる(モモ上げ)
伸展→足を後ろに曲げる(モモの前側を伸ばすような動き)
内旋→つま先を内側に向ける
外旋→つま先を外側に向ける
内転→足を体の内側方向(右足なら左方向)に曲げる
外転→足を体の外側方向(右足なら右方向)に曲げる

動きについては肩甲骨よりわかりやすいと思いますが、
これは肩甲骨にまつわる関節が3つある(胸鎖関節、肩鎖関節、肩関節)のに対し、
股関節はこの関節一つで6つすべての動きを賄えるからだと思います。

なので最初に書いたように、
「股関節がどう動くか」よりも「股関節がどこにあるか」
を意識するほうが重要だと考えています。

以上です。読んでいただきありがとうございました。

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