身体操作の意識と無意識

今回は自分の身体のコントロールについて書いていきます。

人は思考する動物ですが、その思考通りに身体を動かせているか、という話になるかと思います。

例えば人が歩く時の動作を言語化すると
右足を上げて前方におろす→左足を上げて前におろす
といった感じになりますが、頭の中でこのようなことは考えていないと思います。
逆に考えながらでは歩きずらくなると思うのですがいかがでしょうか。

この事象について私なりの見解を説明します。

「歩く」という動作をさらに分解して、
「右足を上げる」という動作だけについて絞り込んで考察します。

「右足を上げる」だけなら頭で考えた通りの動きですが、
その際に右足を上げた動作に対してバランスが変わるはずで、
それを修正する動きも必要になるはずです。
しかしそれを意識的に行っている人はいないのではないのでしょうか。

これは身体操作の指揮系統がバランスの修正を意識的に行うようになっていた場合、
「バランスを修正するにはどうするか」というのを考えていたら時間的に間に合わなくて
結果的に転んでしまうことになると思うので、
そうならないように人の身体ができているためと考えています。

一般的に思考は大脳、運動神経は小脳が担当しているといわれているので、
それらをまとめて図にすると下記のイメージになると考えています。

同じように歩くという動作を図にするとこんな感じです。

以降③と④を繰り返すわけですが、
③のフィードバック情報は書いた以外にも多数あるので
意識的に身体を動かすのは難しすぎて無理なので、
このような指揮系統になっていると思います。

今回はここまでにさせていただきます。
次回は意識的に身体を操作する必要になる状況について書く予定です。

以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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