身体を意識的に動かすことについて

前回に続いて身体のコントロールの話になります。

人は普段身体を無意識にコントロールことが多く、そちらのほうが効率的ですが、
その場合常に同じような動きになります。

なのでそれを変えたい場合は身体を意識的に動かす必要が出てきます。

例を挙げるとプロ野球のピッチャーがフォームを変える時がそれにあたります。

なので普通に暮らしてる分にはあまり需要はありませんが、
そのままでいると歩くなど特定の運動では同じ筋肉しか使わないので、
サボり筋ができることになります。

このサイトの趣旨はそうならないことを目的としているので解説します。

例として以前書いた股関節をメインに使って歩くようにすることを取り上げます。

まず股関節を意識しない場合については基本個人差はありますが、ここでは「膝をメインに使う歩き方」とします。
普段無意識に「膝をメインに使う歩き方」をするということは、
小脳がその歩き方を記憶しているということになります。

そこで股関節を意識すれば「股関節メインに使う歩き方」になりますが、
意識するのをやめると「膝をメインに使う歩き方」に戻ってしまいます。

そこで、股関節を意識し続けて歩くことを繰り返すして小脳の記憶を上書きすることで、
「股関節を使う歩き方」を無意識にできるようになると考えています。

内容をまとめると、
身体を意識的に動かすことを繰り返すことで癖を変える
ということになります。

基礎を身に着けるには反復練習が必要というのはこういうことだと思います。

また、何も考えない反復練習は意味がない、というのもこの内容で説明がつくと思いますがいかがでしょうか。

以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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