これまで身体連動とはどんなものかについて書いてきましたが、
ここからしばらくは、身体連動の上達方法について書いていきます。
普通に暮らしていると全身を連動させて使う機会はそうそうありません。
例えばパソコンやスマホを使うときは手先の動きだけで済んでしまい、
それ以外の体の部分はほとんど使わないと思います。
また、運動するにしても体を連動させるというのは難しい反面、
歩く・ボールを投げるなどのちょっとした運動は
足だけ・手だけを動かすだけでも事足りるので、
他の体の箇所を連動させようという発想は、
プロの人など限界まで身体を使おうとしない限り出てこないと思います。
なので意識的に身体を連動させる練習が必要であると考えており、
その手段としてここでは合気道を扱います。
理由として、まず一つ目は私自身がやっていることだから、になります。
合気道というのは型を中心に稽古するのですが、
私自身の場合は型を覚えようとしたり、型通りの動きをやろうとしても上手くいきませんでした。
しかし、基礎をしっかりやる、身体の連動性を意識する、といったことを意識すると
型を覚えたり意識しなくても、結果的に型通りの動きがやりやすくなっていきました。
このことから、
昔の達人と呼ばれる人は身体の連動性が物凄く上手で、
その人の動きを残したものが型であり
その型を真似することで身体の連動性を上げると
結果的に技が効くようになるのではないか
と考えているのが二つ目の理由です。
とはいえ型というのはしっかりとやろうとすると一つだけでも結構複雑で、
合気道をやらない人にとっては難しいと思うので、
基礎の部分だけ書いていきます。
具体的には構え・基本動作の六個中から二個(体の変更二、臂力の養成一)になります。
ここをご覧の方が実際に試してみて難しいと感じた場合は、
最初に紹介したサボり筋トレーニングをお試しいただければと思います。
youtubeのチャンネルは下記になります。
https://www.youtube.com/@sasakawa
流れとしては
サボり筋トレーニング→合気道の基礎→自分のやりたいスポーツの練習
とやっていけば身体の連動を取り入れられるのではないかと考えております。
以上です。読んでいただきありがとうございました。